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井戸の水量が減ってきた、水質が悪くなってきた・・・
そんなお悩みはありませんか?
井戸は一度掘ればそれでよいというものではありません。
私たち人間は年を重ねるにつれて身体に不調をきたしがちで、健康管理の一環として定期健診を受けます。
おなじように井戸も月日が経つとともに老朽化していくものなのです。
点検・整備を怠ると水量の低下や水質の悪化を招きます。
内外地下開発はウェルドクター®として井戸の診断(点検・調査)から治療(改修・増強)までを一貫して行っています。
診断から治療までの流れは次のとおりです。
まず、井内調査(水中テレビカメラ調査)をはじめとする診断方法で井戸の健康状態を把握します。
その結果、軽症の場合は井内洗浄・清掃で一定程度改善されるでしょう。
重症の場合はもっと積極的な工法が必要となりますが、その有効な改修工法のひとつが内外地下開発のリウェル®工法です。
井戸改修の効果的な工法として、既設井戸に新規の集水管を設置するという方法がありますが、一般的には井戸をドライ状態(井戸の水をくみ上げて干上げた状態)にして施工します。
そのため、改修中は井戸が使えず、また、過剰揚水の状態となっているので、ミズミチ(地下水の通り道=水脈)にも大きな負担がかかります。
そこで、これらの問題を解消するために考案したのが内外地下開発のリウェル®工法です。
これは井戸をドライ状態にすることなく集水管を設置する方法です。
多少の制約はありますが、工事期間中も原則井戸は使えますし、ミズミチを痛める心配もありません。
さや管を伴う二重管掘りも可能なので、集水管として開口率の大きな巻線型スクリーンを設置することができます。
また、従来のリウェル®工法の適用範囲は口径φ1500mm以上の井戸に限られていましたが、さらなる研究開発によって小口径(φ500~1500mm)の井戸も使えるようになりました。
(場合によっては、工事期間中、井戸が使えないことがあります)
※リウェル®(ReWell®)という名前は造語で、Reは”もう一度”、Wellは”井戸”と”良い”という意味をかけたものです。
井戸をもう一度元気に、という思いが込められています。
リウェル®工法の実績は社団法人日本水道協会「井戸改修及び更新の事例集2000」に多数掲載されています。
診断方法の代表的なものは井内調査です。
水中テレビカメラで井戸の中の様子を観察し、目詰まり等の状況を把握します。
集水管を伴う井戸では、潜水士が井戸に入り、集水管内の状況を調査することもあります。
また、その他の重要な診断方法として井戸の水量・水位を把握するための揚水試験があります。
井戸の不具合の原因の多くは目詰まりです。
症状が軽いときには、ほとんどの場合、井内洗浄で改善されます。
高圧水洗浄、エアリフト洗浄等、状況に応じて工法を選びます。
症状が重いときは積極的な治療が必要です。
リウェル®工法はそのひとつで、井戸に集水管を設置して、たくさんの水が取れるようにするものです。
老朽化井戸の対策に限らず、もっと水が欲しい、といった場合にも有効な工法です。